第二次世界大戦後、航空技術の発展により国際線の定期運航が本格化しました。パンナム航空は世界中に路線を持つ、当時世界一の航空会社であり、パイロットたちは異なるタイムゾーンをまたいで飛行することが日常となりました。そこで、パンナム航空は国際線パイロットが、移動先の現地時刻と出発地の時刻(GMT)を同時に把握することができる時計の設計をロレックスに依頼したことで誕生したのが「GMTマスター(GMT Master)」です。
1955年にはGMTマスターのファーストモデルが発表され、パンナム航空のオフィシャルウォッチとして採用。その後「GMTマスター I」から「GMTマスター II」へと進化をとげ、現在ではスポーツモデルを代表する人気モデルとなりました。
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GMTマスター(GMT Master)強化買取モデル

126710GRNR 新品・未使用

12710BLRO 新品・未使用
| モデル・型番 | 未使用品買取額 | 中古買取額 | |
![]() | GMTマスターⅡ 126710BLNR | ~290万円 | ~261万円 |
| (定価)1,664,300円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126710BLNR | ~269万円 | ~246万円 |
| (定価)1,633,500円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126710BLRO | ~360万円 | ~325万円 |
| (定価)1,664,300円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126710BLRO | ~326万円 | ~302万円 |
| (定価)1,633,500円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126710GRNR | ~322万円 | ~305万円 |
| (定価)1,664,300円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126710GRNR | ~294万円 | ~272万円 |
| (定価)1,633,500円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126720VTNR | ~270万円 | ~250万円 |
| (定価)1,742,400円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126720VTNR | ~258万円 | ~236万円 |
| (定価)1,711,600円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126711CHNR | ~322万円 | ~293万円 |
| (定価)2,675,200円 | |||
![]() | GMTマスターⅡ 126713GRNR | ~328万円 | ~307万円 |
| (定価)2,722,500円 |
![]() | GMTマスターⅡ 116710LN | - | ~175万 |
![]() | GMTマスターⅡ 116710BLNR | - | ~205万 |
【未使用規定】
・メーカーの保証書の日付が2ヵ月以内であること。
・付属品がすべて揃っていること。
・当社の規定に基づき、未使用品と判断できるものであること。
※上記は参考価格です。実際のお買取価格を保証するものではありません。お買取価格はお品物の状態、付属品の有無、製造年式、その時の相場や在庫の状況により変動します。
GMTマスターの歴史
GMTマスターI (GMT-Master I)
パンナム航空の依頼で国際線パイロットが、移動先の現地時刻と出発地の時刻(GMT)を同時に把握できるように設計されたファーストモデル「GMTマスターⅠ(Ref. 6542)」を開発。
●Ref. 6542(1955年~1959年頃)
- ムーブメント:キャリバー1036/1065/1066
- 夜光塗料にラジウムを使ったベークライト製(プラスチック)ベゼルを採用→数年でアルミニウム製に切り替わり
- 38mmのオイスターケース/リューズガードなし/
- プラスチック風防/サイクロップレンズ搭載
- 50m防水
1959年

初代モデルを改良しバージョンアップしたセカンドモデルRef.1675を発表。
●サイクロップレンズ搭載(1959年 ~ 1980年頃)
- ムーブメント:キャリバー1560、後にキャリバー1570に改良
- ベゼル:アルミニウム製に統一
- ケースサイズ40mmに変更/リューズガードが追加される
- 文字盤:初期のミラーダイヤル/後期のマットダイヤル
- 50m防水
マイナーチェンジ
文字盤
ミラーダイヤル(初期:1959年〜1967年頃)
- 鏡のように光沢のある艶やかな文字盤で、「ギルトダイヤル」とも呼ばれる。
- 夜光塗料はトリチウムを使用、初期のものはフチなしのインデックス。
マットダイヤル(中期:1967年頃〜)
- 光沢を抑えたマットな質感の文字盤です。
- 文字盤のロゴや表記のレイアウトから、Mk1、Mk2、Mk3など複数の種類に分類される
フチありダイヤル(後期)
- 夜光塗料が塗布されたインデックスに、白い縁取り(フチ)が追加された
ブレスレット
リベットブレスレット(初期)
- ブレスレットの横(側面)から見ると、コマとコマをつなぐピンがリベット(鋲)で留められているように見えることからこの名前が付く
- 製造初期の1960年代前半のモデルに多く見られる。
- 「USリベットブレス」と呼ばれる、より希少性の高い米国仕様のものも存在する
巻き込みブレスレット(中期)
- コマの側面が金属板を巻き込んで作られていることから、「巻きブレス」と呼ばれる
- 年代: 1960年代後半から1970年代にかけて製造されたモデルに見られる
シングルブレスレット(後期)
- 各コマが完全に独立した無垢のステンレスから削り出され、耐久性が大幅に向上
- 1970年代中盤以降のモデルに多く採用されました
コンビ・無垢モデル
Ref.1675/3(ステンレススチール×K18イエローゴールド)
Ref. 1675/8(K18イエローゴールド無垢)
茶色のベゼルとブラウンダイヤルの組み合わせ。通称「ルートビア」
フジツボのような立体的なゴールドインデックス通称「フジツボダ
1970年代

オールブラックベゼルのモデルが追加される
Ref. 1675は約20年にわたって製造され、多くのバリエーションが存在する。赤青(ペプシ)、赤黒(コーク)、オールブラックなど、カラーバリエーションも豊富
1980年頃

Ref. 16750を発表。新しいムーブメント(Cal. 3075)により、デイトのクイックチェンジ機能が追加。短針を24時間回すことなく日付を変更できるようになる。
●Ref. 16750(1981年〜1988年頃)
- ケースサイズ40mm
- 50mから100m防水へ強化
- プラスチック風防
- ベゼル:青赤(ペプシ)と黒一色のアルミニウム製ベゼルがラインナップ
- 文字盤:初期はマットダイヤル、後期はフチありのグロッシーダイヤルに移行
マイナーチェンジ
文字盤
マットダイヤル(前期:1981年頃〜1984年頃)
- 表面に光沢のない、ざらっとしたマットな質感の文字盤
- トリチウム夜光が直接塗装された「フチなし」のインデックスを採用
フチありグロッシーダイヤル(後期:1984年頃〜1988年頃)
- 光沢のある、つやつやとした質感の文字盤
- 夜光塗料が塗られたインデックスの周囲に、ホワイトゴールド製の縁取り(フチ)が追加
- 後期型のダイヤルの中には、経年劣化によって表面のクリアコーティングが蜘蛛の巣状にひび割れる、通称「スパイダーダイヤル」が存在する。
1988年

GMTマスターI の最終モデルRef.16700が登場。風防はプラスチックからサファイアクリスタルへ変更され、ムーブメントもツインブリッジ構造に改良された安定性とメンテナンス性が向上したCal.3175が使用された。「Cal.3175」はRef. 16700 GMTマスターのために開発され、同モデル専用に搭載された自動巻きムーブメントである。
GMTマスターIIと並行して製造
●Ref. 16700(1988年~2000年頃)
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- プラスチック風防からサファイアクリスタルへ変更
- ベゼル:青赤(ペプシ)と黒一色のラインナップ
- SSモデルのみ
マイナーチェンジ
ブレスレット
シングルバックル(初期)
- クラスプの留め具が1段階でロックされる仕様
- Ref. 16700の製造開始当初、1989年から1994年頃のモデルに採用
ダブルバックル(中期〜後期)
- クラスプにセーフティキャッチ(2重ロック)が追加された仕様
- 1994年頃以降のモデルに採用
オイスターブレスレット(3列リンク)が標準的な組み合わせだが、ジュビリーブレスレット(5列リンク)も存在する
GMTマスターII (GMT-Master II)
1983年

GMTマスターII のファーストモデルRef. 16760 が登場。時針を単独で操作できるCal. 3085を搭載し、ベゼルの併用により最大3つのタイムゾーンを把握することが可能となった。搭載された新ムーブメント「Cal. 3085」の厚みにより、前作よりケースに厚みがあることから通称「ファットレディ」と呼ばれる
●Ref. 16760 (1983年〜1988年頃)
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ベゼル:赤黒(コーク)
- SSモデルのみ
- シングルバックルのオイスターブレスレット
1988年

GMTマスターIIのセカンドモデルRef.16710が登場。さらに高性能なムーブメントCal. 3185を搭載した。(※2007年の生産終了間際、Z品番の一部とM品番の個体には、より精度の高いCal. 3186が搭載された)
●Ref.16710(1988年~2007年)
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ベゼル:赤黒(コーク)、青赤(ペプシ)、黒一色のラインナップ
- 前モデルの「ファットレディ」(Ref. 16760)より薄型化
マイナーチェンジ
夜光塗料
トリチウム(1997年頃まで)
ダイヤル表記:「SWISS T<25」の表記
ルミノバ(1998年〜1999年)
ダイヤル表記:「SWISS」のみ表記
スーパールミノバ(2000年以降)
ダイヤル表記:「SWISS MADE」の表記
ケースのラグ穴
初期:ケースサイドにブレスレットを固定する穴(横穴)あり
2003年頃~:穴なし仕様に変更
2005年

GMTマスター誕生50周年記念モデルとなるグリーン文字盤(Ref.116718LN)が登場。
スポーツモデル初となるセラクロムベゼルを搭載
●Ref.116718LN(2006年~)
- 素材:K18イエローゴールド
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ベゼル:ブラックセラクロム 数字が彫り込まれイエローゴールドの特殊コーティングが施された
- パラクロムヒゲゼンマイを搭載したムーブメントCal.3186
2006年

コンビモデルRef.116713LNが登場。「GMT-MASTER II」ロゴと24時間針にグリーンが使われており、アクセントに。
●Ref.116713LN(2006年~)
- 素材:ステンレススチール×K18イエローゴールド
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ベゼル:ブラックセラクロム 数字が彫り込まれイエローゴールドの特殊コーティングが施された
- パラクロムヒゲゼンマイを搭載したムーブメントCal.3186
- ツインロックリューズからトリプルロックリューズへ変更
| ツインロック | トリプルロック |
| 防水パッキン数2重 | 防水パッキン数3重 |
| ロレックスの王冠マークの下に点無しまたは・(1点)か・・(2点) | ロレックスの王冠マークの下に・・・(3点) |
他のスポーツモデルに先駆けてベゼルにセラクロム(セラミック)製ベゼルを初採用したRef.116710LNが登場。ブレスレットの中央を鏡面仕上げにすることでさらに高級感を増したデザインに。
●Ref.116710LN(2007年~2019年頃)
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ベゼル:ブラックセラクロム(ブラック単色のみ)
- パラクロムヒゲゼンマイを搭載したムーブメントCal.3186
- ツインロックリューズからトリプルロックリューズへ変更
116710BLNR通称「バットマン」を発表。ロレックス初の青黒のツートンカラーセラミック製ベゼルを採用
●Ref.116710BLNR(2013年~2019年頃)
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ベゼル:青黒のツートンカラーセラミック製ベゼル(セラクロム)目盛りの部分はプラチナコーティング
- パラクロムヒゲゼンマイを搭載したムーブメントCal.3186
- オイスターブレスのみ(バックルにイージーリンク装着)
夜光塗料がルミノバからクロマライトへ変更
| ルミノバ | クロマライト |
| 緑色に発光 | 青色に発光 |
| 発光時間4~6時間 | 発光時間8時間 |
| 日本企業開発のため多くのブランドで使用 | ロレックス自社開発の為ロレックスのみ使用 |
2014年

ホワイトゴールドモデルとして、伝統的な青/赤(ペプシ)のセラクロムベゼルを初めて導入したRef. 116719BLROを発表。
●Ref. 116719BLRO(2014年~2018年)
- 素材:K18ホワイトゴールド
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ベゼル:青/赤 セラクロムベゼル(通称:ペプシ)
- パラクロムヒゲゼンマイを搭載したムーブメントCal.3186
マイナーチェンジ
文字盤
初期: ブラック文字盤
後期(2018年頃~): 濃いトーンのブルー文字盤に変更
2018年

定価:1,664,300円

定価:1,633,500円
新ムーブメントCal.3285を搭載した第4世代GMTマスターII が登場。パワーリザーブが約48時間から約70時間へと大幅に延長された。
●Ref.126710BLRO(2018年~)
伝統的な赤と青のツートンカラーベゼルを備えたステンレスモデルが待望の登場
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:赤/青セラクロム
発表当初は伝統的なジュビリーブレスレットを採用。
後に(2021年頃~)オイスターブレスレットも選択可能になる。

定価:2,675,200円
●Ref.126711CHNR(2018年~)
ブラウンとブラックのツートンカラーベゼルを備えたコンビモデルが待望の登場。通称「ルートビア」、「カフェオレ」
- 素材:ステンレススチール×K18エバーローズゴールド
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:ブラウン/ブラック セラクロム
- オイスターブレスレット

定価:6,845,300円
●Ref.126715CHNR(2018年~)
ブラウンとブラックのツートンカラーベゼルを備えたエバーローズゴールド無垢モデルが待望の登場。
- 素材:K18エバーローズゴールド
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:ブラウン/ブラック セラクロム
- オイスターブレスレット
2019年

定価:1,664,300円

定価:1,633,500円
●Ref.126710BLNR(2019年~)
青/黒ベゼルの通称「バットマン」がジュビリーブレスレットで登場。
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:青/黒 セラクロム
後にオイスターブレスレットも選択可能
●Ref.126719BLRO(2021年~)
青/赤ベゼルのK18ホワイトゴールドモデルが登場。メテオライト文字盤も登場。
- 素材:K18ホワイトゴールド無垢
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:青/赤 セラクロム
- ブレスレット:オイスターブレスレット
2022年

定価:1,742,400円

定価:1,711,600円
リューズとデイト表示窓がケースの左側に配置されている通称「スプライト」または「レフティ(左利き用)」を発表。これは、腕時計を右手に着用する人向けに設計されたロレックス初の試み。
●126720VTNR(2022年~)
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:緑/黒 セラクロム
- オイスターブレスレット またはジュビリーブレスレット
2023年

定価:2,722,500円
「グレー&ブラック」のベゼルカラーを新しい定番として導入し、素材のバリエーションを拡充。
●126713GRNR(2023年~)
- 素材:ステンレススチール×K18イエローゴールド
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:グレー/ブラックのセラクロム
- ブレスレット:ジュビリーブレスレット

定価:6,549,400円
●126718GRNR(2023年~)
- 素材:K18イエローゴールド無垢
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:グレー/ブラックのセラクロム
- ブレスレット:ジュビリーブレスレット
2024年

定価:1,664,300円

定価:1,633,500円
「グレー&ブラック」のベゼルカラーのステンレススチールモデルを発表。通称は、「ブルース・ウェイン」。
●126710GRNR(2024年~)
- 素材:ステンレススチール×K18イエローゴールド
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:グレー/ブラックのセラクロム
- オイスターブレスレット またはジュビリーブレスレット
文字盤自体にベゼルと同じグリーンのセラクロムが採用されたホワイトゴールド無垢の「レフトハンド」モデルが登場。
●126729VTNR(2025年~)
- 素材:K18ホワイトゴールド無垢
- ケースサイズ40mm
- 100m防水
- ムーブメント:Cal. 3285
- ベゼル:緑/黒 セラクロム
- オイスターブレスレット
























